北陸夜行事情

そして急行「能登」が入線。
能登かわいいよ能登
(´ー`)


新旧の特急が並んだり。
いつかは683系が「能登」の役割を担う時が来るのだろうか…。
(来ないからw)
(つ∀`)


しばらくして隣のホームに同じく金沢始発の上野行き寝台特急「北陸」が入線する。



この「北陸」は「能登」とまったく同じルートを通って上野を目指す。
若干停車駅の違いだけで、発車時刻も終着時刻もたいして変わらない。
大きな違いは「すべて座席車の急行」か、「すべて寝台列車の特急」かということ。
それなら安い急行に乗ったほうがいいのではないか、という意見が普通なのかもしれないが、もともとは別々のルートを通っていた。
もともと急行「能登」は長野経由で運行されていたのだが、長野新幹線開通により碓氷峠が遮断されたことでルートが「北陸」と同じ北陸〜上越線ルートに変更されてしまったのだ。
それでもこの「能登」の運行が終わらないのは、それなりに需要があるからだろう。
しかしこのままだといつなくなってもおかしくないとは思うが…。


能登」も「北陸」も需要があるとすれば飛行機の最終便、始発便よりも早く目的地に着くことくらいだと思う。
東海道で急行「銀河」が消えない理由と同じで。
それでもまったく同じルートを通るのにほぼ時間帯も同じでこの2本を運行させるのは少々苦しいか。
金沢始発の「能登」が途中まで細かく停車していくのは終電的役割を果たす意味合いも込められてるだろうし、実際、上野始発の「能登」は高崎までの乗車率はサラリーマンが結構多いらしい。
だがそれ以降は乗車率は一気に少なくなる…。
まぁ、個人的には急行も特急も18きっぷでは使えないので、「北陸」はそのままに、「能登」を快速扱いにしてくれれば凄く助かるのだが。(笑)
でもそうなると「ムーンライトえちご」と路線がかぶるなぁ。(笑)
いっそのこと糸魚川から大糸線を通って中央線経由なんてのはどう?
そうなると臨時扱いとはいえ、「ムーンライト信州」とかぶるか。(笑)
(つ∀`)
難しい問題ですな。(笑)


ところで自分は7月に大宮〜直江津までではあるが急行「能登」に乗っている。
なので今回金沢から明日のKOTOKOたんの追加公演に向かうのに急行「能登」を使うのは非常に躊躇った。
同じ列車に乗るなら今度は寝台特急「北陸」を使ってみるのはどうかだとか、金沢で一泊して特急「はくたか」に乗って特急最高速の160kmを体感して越後湯沢で上越新幹線に乗り換える(総運賃は「北陸」よりも安くなる)だとか、全て鈍行で挑戦してみるとか…。(笑)
正直最後の鈍行は却下したかった。
ホテルの宿泊料もそうだけど、明日のKOTOKOたんの開演に間に合わせるには金沢を5:40に出発しないといけないからだ。
5:40って。(笑)
しかも開場時間前でやっと新宿に到着するのでずっとボックスシートに座りっぱなし。
これでは疲弊してしまう。(笑)
それに今日で18きっぷのシーズンが終了してしまうので、鈍行にこだわる必要はない。
(つまりシーズンだったらこだわったという意味w)
18きっぷシーズンだったら行けるところまでは行ってただろうなぁ、最低富山あたりまでは。(笑)


そのため、今回金沢からは久しぶりに片道きっぷで行くことにした。

でん、でん、でん、でーん。
(つ∀`)
まだ未使用なのでこの時点でルート変更することもできるが、これ以上変更するルートもありえない。
まさか糸魚川から大糸線を通って木崎湖を観光して中央線経由で行くわけにもいかないし、直江津から長野経由で行くわけにもいかない。
考えられる可能性は直江津からほくほく線経由で越後湯沢で再び合流する最短距離ルートだが、別料金かかるしあまり意味がない。
それなら長岡経由で「能登」に乗ったほうが一番安いし乗り換えないし効率的だ。
しかも鈍行料金に急行料金1,260円上乗せするだけ。
これならホテルで宿泊せずに乗り込んで、明朝サウナでゆったりしたほうが断然安上がり。
「北陸」の中にもシャワールームがあるが、時間制限があるのでヒゲを剃りたい自分には向かない。
それにいくらB寝台ソロが普通のB寝台と同じ金額とはいえ、やっぱり高い。
なので消去法的にも、これから急行「能登」に乗ったほうが、時間的な安全も確保できて良いのだ。


前振りが長くなったが、「能登」も到着したので車内に乗り込むことに。