JR北海道の苦心

しばらくすると現状説明と今後の対策がスピーカーマイクで告げられた。
札幌方面に行く場合はこれから臨時の振替バスを用意し、札幌駅周辺まで輸送するということ。
逆に青森方面へ向かう場合は、列車ホテルを用意するので、復旧作業が終わるまで列車ホテルで夜を明かしてもらうというものである。
この連絡にまた札幌方面へ行く中年らが抗議し出した。要はなんでもっと早くこれが出来なかったか、という話。いいかげんJR職員が哀れに思えてきた…。


北斗星もどうやら函館まで来るらしい。となると列車ホテルと同様に復旧するまで函館駅に留まるか、もしくは明日の始発に振替られて函館を出発することになるか。どちらにしても通常の方法ではなくなることに。
北斗星が来る前にとりあえず何か食料を調達しようと、駅構内のコンビニに入る。その中で18きっぷを賢く使って佐世保から根室まで4日間で行く方法なんかが載ってる本を読みふけってしまい、時間を忘れる。(買っておけばよかった…)
その後いろいろと駅構内を物色してる内にそのコンビニも閉店してしまったので、函館駅から出て一番近いセブン・イレブンに立ち寄る。温かい焼鳥串やつくねでも買おうと思ったら今日はクリスマス・イヴ。全ての商品が七面鳥になっててこんな食べ難いものはいらないよ…と諦める。仕方なくバタピーなどの菓子類を買って駅に戻る。